エントリーno.26

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作品名「1/48 二式水上戦闘機」

■製作コメント
キットはハセガワの零戦21型のバリエーションです。
このキット、しかしながらちょっと欠点があり、主フロートの幅が幾分狭くなっています。
これは少し考えると変で、フロートは水上で機体を安定させなければならず、幅は胴体の横幅以上なければいけないと思えます。
前から見て艦橋や上部構造が横幅からはみ出て大きすぎる船は不安定ですよね。キットのフロートは胴体よりも左右で1.5mmずつ狭いです。

工作はこのフロートにプラ板を貼って幅を両方で2mmずつ拡張することをメインといたしました。
参考資料は写真です。特に「世界の傑作機」の零戦特集(2012刊)にそのものズバリ正面から写した公式写真が載せられており、大変参考になりました。
ただ若干広めに作りすぎたかな?という嫌いはあります。
あとは、垂直尾翼の高さが零戦と同じと言うミスがありますのでプラ板でシムを作って高めにしました。このへんは写真見ながら目分量です。

あとはほとんど素組みです。ただ、ハセガワの零戦は若干胴体後半が肩が張って四角ぽく感じましたので少しなで肩に削ってあります。
色はいろいろ議論があるようですが、零戦初期はこの色と決めていますのでクレオス35番の名灰白色をそのまま使いました。
筆塗り、アクリル、鉛筆などで汚しと墨入れを施しました。
デカールはキットのままで神川丸所属としました。

■ハセガワに一言
飛行機のハセガワということで、やはり1/48などでのより多くの展開を希望します。
機種は問いません。良く探せばまだまだ魅力的で【売れる】アイテムはあると思います。 また船の展開はとても楽しみにしています。
コラボ企画はこれはとったもの勝ちなところがありますので、いろいろ悩ましいですね。
しかし裾野がひろがりますので艦これでもなんでもやってほしいですね。

あと、私のクチから言うのもなんですが、オタは出来るだけ相手にするなと。
数年前、ミリタリー関係の著作に少し関わったとき、ベテランの編集さんが教えてくださったのは
オタクの意見に擦寄る本は出来が悪い、という逆説的な格言でした。
あまりこれ以上書くのも良くないですね。このへんで切り上げます。
頑張ってください。



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