エントリーno.4

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■製作コメント
初めまして
横浜市に生息する元ガチの飛行機オタクで今は痛物モデラーの鳥巣(トリトリ)と申します。

(製作記) キットはハセガワ48のF/A−18Fにアイドルマスターのキャラのデカールを同封したスペシャルキットです。
製作はキットのインストに沿って進めるのが定石ですが、自分の場合は胴体と主翼パーツをランナーから切りはずして
仮組をして合わせ具合を見てからコクピット内部エアーインテーク内部の順番に組んでいきます。
48という大きいサイズのキットですが、大きな隙間やズレ等は無く、
主翼に取り付けるフラップやエルロン等の動翼が別パーツ化されているので
このパーツを取り付けるときに若干のすり合わせを行うだけで、サクサクと気持ちよく組み立てられます。
レガシーホーネットとスーパーホーネットを見分けるポイントの一つである菱形のエアーインテークの合わせは、
ピタリとはまり感激物です(笑)
胴体と翼の組みたてが終わったら、機首部の貼り合わせ箇所に生じた隙間と段ズレをラッカーパテを盛り付けて整形した後、
塗装を考慮してタミヤのホワイトサーフェイサーを吹き付けて基本工作と整形は終了です。
(塗装)
キットのインストではデイトナグリーンとシアンを混ぜた青味が入った緑の色指定でしたが、
機体に貼るキャラ(律チャン)のイメージカラーには合わないと思い
独断と偏見でガイアーノーツ社の「エコグリーン」を使うことに決めました。
レドーム・各翼の先端が白く塗り分けているのと、エコグリーンの発色を良くするために
クレオス社GX−1「クールホワイト」を機体全体に塗装します。
48と言う大きいサイズなので、塗料ビン1本を丸ごと使用しハンドピースを持つ右手の痛みに耐えながら塗装しました。
全体の白塗装が終わったら、白の塗り分け箇所とインテーク内部をマスキングしエコグリーンで塗装します。
エコグリーンの塗装が乾いたら、つや出しと塗装の表面を保護するためにクレオス「クリアー」を吹き付け
1週間程放置して塗装作業は終了です。
(デカール貼り)
一番苦しくて一番楽しいデカール貼りです(爆)
機体上下に施されているストライプから貼って行きます。
ピタリと位置が固定出来なかったので、機体に貼り付けた後現物合わせでカットし調整しました。
ストライプの次は各所に書かれているコーション類を貼ります。
機体に散りばめられた花模様に隠れてしまうので「NO STEP」の類は貼りませんでした。
コーション類を貼ったら最大の難関であり最大の楽しみの、アイマスキャラ「秋月律子」のデカール貼りです。
逸る気持ちを抑えるために録り溜めた深夜アニメをBGMにし、気持ちを落ち着かせて慎重に機体に貼り付けました。
一晩放置しデカールの固定を確認したのち、デカール保護の為に2度目のクリアー吹きを行い
また1週間放置して残りの花模様を貼り、仕上げに「Mrスーパークリアー」(缶スプレー)をたっぷりと吹き付けて
さらに1週間放置してデカール貼りは完了です。
(細部パーツの取り付け)
機体全体の製作が終了したら、並行して組み立てていた脚部と脚カバー及びパイロン・エンジンノズルを取り付けます。
キットに入っているAAMだけでは寂しいので、他のキットの残り物から拾った各種レーザー誘導爆弾や
ハーム対レーダーミサイルを取り付けて、SAMハントミッション仕様にしました。
最後にキャノピーとアンテナ類を取り付けて「律ちゃんホーネット」の完成です。

本家JMCが今年中断と聞きこのキットの完成は諦めましたが「なんちゃってJMC」のお陰でめでたく完成しました
次回ネタも準備してあるのでまた「なんちゃってJMC」の開催を宜しくお願いいたします(笑)

■ハセガワに一言

毎年静岡HSや日本ホビーショーやJMC等でハセガワの社員の方とお話しする機会が多く
その場でいろいろと要望やお願いを聞いていただけているので、この場では多くを書くことはございません。
もしあるとすれば下記の箇条書きの点を聞いていただけると幸いです

●定番キットのデカール変え製品を発売する時何故かマイナーな機体(部隊マーク)を多くチョイスしている。

最近は新金型の新製品にも初めから人気のあるマーキングの物(オスプレイ等)をチョイスしていますが
未だにCVW−5に展開しているF/A−18G「グローラー(NF印)」が発売されていないなど
美味しいマーキングはなかなか直ぐには発売されないジンクスが有ります。

確かに初めから美味しいマーキングの物を商品化すると、後の売り上げに影響が出るというメーカーの立場は理解できますが
飛行機モデラー人口の激減が現実の物になっている今、
確実に売れるアイテムチョイスで展開するのも戦略の一つではないかと思っております。
商売を知らないド素人が言う言葉では有りませんが。



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