エントリーno.16

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作品名「1/48雷電21型 連合軍鹵獲機」

■製作コメント
1/48の雷電で連合軍に鹵獲された機体です。
雷電というと胴体に稲妻のマークが描かれたものが有名だと思うのですが
普段あまり見ないマークの方が面白いかな?と思い選んでみました。
鹵獲された機体という事でイギリス人パイロットを乗せています。

エアブラシで塗り分けた後に筆塗りでムラを出して汚して実戦の雰囲気が出せればとがんばってみます。
パッケージを見ると機体には「日の丸」がうっすら残っているようなので、消された日の丸を暗緑色と赤を混ぜた色で塗装。
その後に「アタイウ・シー」?なデカールを貼りました。

翼の上下のデカールはシワシワにして失敗したのでマスキングして再現。(カルトグラフで失敗するなんて・・・)
同心円をバランスよく塗装するのが今回一番難しかったような気が。
緑色の上に銀色のチッピングというのは普段AFVを作っている私にとっては効果のはっきり出る楽しい作業でした。

■ハセガワに一言
私が社会人になって本格的に模型を作り始めて約20年くらい経ちます。
国内の模型メーカーではタミヤ、バンダイ、ハセガワが3大メーカーだと思っているのですが
最近までほとんどハセガワ製品を作ったことがなかった(!)のです。
飛行機や戦艦など「渋い大人の模型だけを作る渋いメーカー」という認識で戦車とガンプラの私には
全く作る対象物がなかったのが原因です。
ついでに「飛行機モデラーは厳しい」なんて噂を聞くと「メーカーさん大変だな、飛行機怖ぇ〜」なんて思ってました。

しかしマクロス関連の模型を発売された後からでしょうか、何だかハセガワがおかしい(失礼!)
出してくるジャンルが変っ!
次に何をしてくるか分からないメーカーへと変貌してきたよと感じています。
最近ではマシーネンクリーガー・シリーズでお世話になっていて大変感謝しています。
ルナダイバーの複雑な曲面をピタリと合わせた技術力には驚きました。

近頃、ハセガワ専務さんがよく模型誌の誌面に登場するようになってメーカーの「人」を感じる機会が増えてきたのも良いですね。
どういった意味のある、メッセージの込められたキットなのかを模型誌で伝えているのは読んでいて楽しいです。
おいしい話を模型誌だけに任せずに設計部門や金型部門、デカールを作る人、箱詰めする人などなど、
社内各部の苦労や裏話などをホームーページでどんどん発信していけば
キャラが立ってきて面白いかと思いますがいかがでしょうか?
今後もどんどん「変なハセガワ」に磨きがかかっていくことに期待しています!

以上、勝手な「一言」スイマセンでした。



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