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作品名「航空自衛隊 南西航空混成団 第9航空団 第202飛行隊 F-35CJ」(使用キット 1/72 F-35A ライトニングII)

■製作コメント
今回の作品も、昨年に続きアホが付くほど妄想した上で制作に入りました。
確かSAって雑誌で美人コラムニストが「男どもの妄想力」とか書いていたなぁ。笑

<航空自衛隊 南西航空混成団 第9航空団 第202飛行隊 F-35CJ>

2025年、日本国はF-35配備開始後初の自国製造機を受領した。受領した機体はA型で、航空自衛隊三沢基地に配備されることになっている。
それより先に、日米豪の3か国会議により、アジア圏におけるF-35配備後のメンテナンスを日本国内で行うことが合意され、
主要な整備施設が本州に配置されたが、オーストラリアからのメンテナンス対象機のフェリーフライトを考慮し、
米グアムのアンダーセン空軍基地を給油の為の経由地として選定、更に沖縄県大東諸島西の排他的経済水域に大規模なメガフロート建設計画が立案された。

これはF-35Aの航続距離(2,220Km)を考慮した結果で、増槽無し・無給油で沖縄まで飛べない為である。
(グアム―メガフロート施設間の距離:2,080Km、グアム―那覇間の距離:2,280Km)
中国からの反発があったものの、比や台は同意し、米豪からの政治的な圧力もあったことで建造することが決まった。
(費用は日米豪の3か国で支出。日本の支出割合が多いのが特徴。)

2027年、4000m級の滑走路を1本持つメガフロートが完成、施設の防衛には自衛隊の警備部隊が配備された。
その中で日本は、沖縄の基地問題と対中国への更なるけん制を検討し、本メガフロートの完全基地化を目指すこととなった。
当初は米も反対に周っていたが、地理的に有利な点と、メガフロート自体が簡単に移動でき、
海上空母としての機能を備えていることが立証されたことで協力体制を築くことが出来るようになった。
結果、滑走路を2本に増強、格納庫の建造と共に、船舶のドッグを設け、給油目的以外にも短期滞在が可能な施設となった。

本基地の特色としては、タンカーで運ばれる航空燃料を直接配管を通して機体に給油出来る設備があることである。
仮に施設内の貯蔵施設が消失しても、基地の運用が可能な限り継続出来る設計となっている。
また、構造が小さめのモジュールで出来ていることから、修理時もその部分だけを切り離して交換することが可能となっている。
日本国はF-35Aと共に、いずも用にF-35Bを購入していたが、2028年にF-35Cも購入しメガフロートに配備することが決定された。
これは、表向きには増槽無し・無給油でメガフロートから三沢・千歳(約2,500Km)。
A型だと飛べないがC型(航続距離:2,520Km)だと無給油で飛行可能)まで飛行出来ることを要求仕様とした為であり、
緊急時の米軍空母上での運用、将来的な自衛隊空母保有の検討を兼ねている。
この為、航空自衛隊では2030年より空自パイロットの中で特に優秀な人材を米に派遣し、空母離着艦の為の資格を取得するようになった。
2032年現在は教導隊出身者のパイロットが大半を占め、今後も技量に見合った人材選抜を行っていく予定としている。

尚、メガフロート上にカタパルトと着艦訓練(FCLP)設備も設け、米軍の国内での訓練低減が可能になったことで、国民の騒音に関する民意も反映された格好となっている。
自衛隊が空母を保有することは強い反対意見が出ているが、メガフロート上での訓練については国民の多くが認知している。
同年11月、日米豪共同訓練において米空母上で発艦するF-35CJは、記念塗装を施したものが用意され、米パイロットも一目置く派手な機体となっている。

この妄想を具現化すべく、下記の改修をキットに施しました。

  ・F-35AをC型にすべく、主翼、水平尾翼をパテで拡張。
  ・主脚をC型にすべく、他キットを流用。
  ・垂直尾翼は正確には1mm程度の拡張が必要だが手をつけていない。
  ・給油装備は航空自衛隊向けなのでA型のまま、機関砲もA型準拠(そのまま)。
  ・航空自衛隊仕様の塗装とマーキング。
  ・米空母をに再現した台座の準備。
  ・ガンダム用追加パーツを流用したアフターバーナーの再現。
要はF-35のC型を作りたかったんですが、自衛隊がC型を導入する根拠が乏しく、悩んでしまいました。

皆様もこの機体から楽しい妄想をはじめてみて下さい。
あー、楽しかった♪

■ハセガワに一言
Su-35SやSu-33など御社のロシア機を作りたいのに、手を出せていないヘタレです。
来年こそは作りたいと思います!
御社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

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